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10年ぶりに【バリウム】を飲んでみたら10年前と何も変わってなかった件

健康診断で胃部レントゲン検査を受けてきました。

過去に2,3度検診で受けた事があるのですが、今回は実に10年ぶり・・・。

いや、10年も経ったのだから何か楽になるように医学の進歩があるかと思いきや・・・何にも変わっちゃいませんでしたよ(^^;)あぁツラい。

今回は胃部レントゲン検査の流れや、実体験を記録しておきます。

何かのお役に立てば幸いです。

胃部レントゲン検査とは

胃ガンなどを早期発見する為の検診。

造影剤(バリウム)を飲み、検査台で体位変換しながら上部消化管に異常が無いかレントゲンで見る検査です。

検査の流れ

施設により、異なる事もあるかと思いますが私の体験した検査の流れは以下のとおりでした。

検査前日

検査前日は午後10時以降飲食禁止。夕食も消化の良い物を食べるよう、注意書きに書かれていました。

検査当日

当日は朝から飲食禁止。

胃部レントゲン検査の順番が来たら・・・

発泡剤を飲む

バリウムを飲む

台の上で指示に従う(回転したり息と止めたり・・・)

下剤を飲む

おおまかな流れはこのような感じです。

以下に私の体験したバリウム検査の詳細を書きます(^^)

いざ!10年ぶりのバリウム・・・

”前日は消化の良い物を・・・”と注意書きに書かれていました。が、普通に食事しました。

何食べたのか・・・忘れてしまった。←鳥頭。

 

当日はドッキドキしながら検診場所へ到着。

検査着に着替えてはドキドキ、血液を抜かれながらドキドキ・・・!

もうバリウムの事しか考えられません。

 

バリウムの検査は血液検査や肺のレントゲンなど、色んな検査の最後。

考慮されています。

「だいふくさ~ん。では行きましょうか。」

初老おじさん技師さん登場。

「は・はい!」

「では、台に乗りましょう。」

検査台が垂直に立っています。

その上に乗ると、プラスチックの試験管のようなものと小さいカップに入った少量の水を渡されます。

「まず、発泡剤を口に含んで下さい。」

恐る恐る試験管に入った粒々を口に含みます。この時点では発泡しません。

「あぁ、まだ残ってますよ。」

おじさんに試験管にわずかに残った発泡剤を指摘されます。

「はい。全部含んで下さいね。ではこの水で飲んで下さい。水と反応して発泡しますよ。」

頷いて、水を口に含んだ瞬間・・・・

 

「・・・・・ぅぶっ!!!」

口中からあふれ出そうとする空気(?)を必死に飲み込みます。

発泡剤の威力スゴイ。

口をリスみたいに膨らませながら手抑えてゲップを阻止!←必死。

 

バリウムでガスを流さなければ、バリウムバリウム・・・。

「あ!バリウムはまだ飲まないで~。食道流れるの見ますからね~。」

と技師さん退場。

「・・・!?」

あぁ、このあふれ出しそうな空気(←ゲップ)をバリウムで押さえる事が出来ないなんて!

10年前は確かすぐにバリウム飲んだはず・・・。

と思いながら目を白黒させていたら・・・

「はい。ではカップに入ったバリウムを半分くらいまで飲んで下さい。」

マイクで技師さんから指示が出ます。

バリウムは検査台のコップ置き場に置かれていました。

白いタプっとした液体、200cc弱くらい。

急いで手に持って、ゴク、ゴクとだいたい半分くらい飲みます。

 

「は~い。では残り半分も飲み干してください。」

ゴク、ゴク・・ゴク・・・・・ゴク・・・。・・・ウップ。

薄甘い。タプタプした濃度の濃い液体。

マズい・・ことは無いけど、決して美味しくない。

・・・ゴク・・・・・ゴク。

だいぶゆっくりになりながらも何とか全部飲み干す。

「はい。じゃ台動きますね~。」

垂直の台がゆっくりと倒れていきます。

私はもうゲップを我慢するのに必死。

「では右回りに3回転しましょう。」

右回り?

「ううぅ。」

ゲップを我慢しながら台上でよいしょ、よいしょと回転。

「はい。右の腰少し上げて~息止めて。はい。次逆に回転して~。」

「うぅぅ。」

迫り来るゲップを飲み込みながら、逆に回転・・・。

あぁ、ゲップ出そう。

「手すり持って~。ちょっと倒れますよ。」

両側の手すりを握ると、台が頭の方へ倒れて行きます。

 

・・・・フン!

手すりを握る手に力が入ります。

あぁ、ずり落ちる~・・・自分の体重を支えられない(汗)

「はい。じゃ右に回って~・・・」

あぁ、ツラい。

次々と出る指示に従って右に回ったり、左に回ったり、腰を浮かせたり息を止めたり・・・。

何がツラいってゲップを我慢しながら動くのがツラい。

早く終われ~!

検査着もめちゃくちゃ・・・。

 

「・・・ちがうよ!」

え?

突然技師さんが入ってきました。

「ちがうよ。指示どおり回って貰わないと困るよ。右って言ったよ」

「・・・?は~い・・・」

どうやら指示と違う方へ回転していたようです。

どうもすみません。

 

わざわざ入ってこなくていいから早く終わってくれ~(涙)

「はい。うつ伏せになって~。手すり持って。」

うつ伏せになり頭の上にある棒を持ちました。

「ちがうよ!それ手すりじゃないよ!」

あ。そうなの?

若干怒ってる?

 

・・・・ガチャ。

あぁまた入ってきた。

「タオルを胸の下に置いてうつ伏せになりましょう。」

え。

このゲップを我慢しているところへタオルを引いてうつ伏せに?

なんだ。これは。拷問か。

もうゲップしていいかな。早く終わらないかな。

あ~(白目)。

 

タオルを指示通りひいてうつ伏せになって撮影は続きます。

「もうすぐ終わりますよ~。」

あぁ、やっと終わる。

そう思った途端にゲップが引っ込みました。

台が垂直に戻り・・・

「はい。お疲れ様でした。」

あぁぁ、終わった。

「もうゲップしていいですよ。」

・・・・。

そう言われたら出ない。

検査中あんなに必死に我慢していたのにどこいったゲップ。

 

「今すぐ下剤を2錠そこの洗面で飲んで下さい。あと2錠は白い便が出ないようなら夕方頃に追加してください。」

下剤を4錠渡されます。

指示どおり、すぐに2錠飲みました。

洗面の鏡に映る、口の周り真っ白な私。

 

やれやれ、やっと終わった。

さあ着替えよう。ロッカーの鍵を開けようとかがんだ時・・・・。

「・・・・・・ゲフーーーーーーーー。」

 

盛大にゲップがでた。

あぁスッキリ。

検査後のバリウム

バリウムは飲んだ後、早く出さないとお腹の中で固まってしまいます。

そのままにしておくと腸閉塞や腸穿孔になり命の危険がある場合もあります。

怖い。怖いよ。

 

バリウムがお腹にいる間はなんだか胃腸が重い気がします。

私の場合、胃が翌日まで重く、横になると胸焼けの様な症状がありました。

 

以下↓は便通の話。

私は普段、便秘はそれ程しないので通常量の4錠下剤を貰いました。

 

朝10時頃検査場で2錠すぐに飲んで、第1便が来たのは昼2時頃。

白い下痢便。

それ程腹痛も無かったです。

その後も2~3度白い便。

出きってない気がして、夕方に2錠追加して服用。

翌日朝はやや白っぽい通常便。3日後には普通便に戻りました。

 

ふーやれやれ。

まとめ

胃部レントゲン検査の感想でした。

10年前と違っているところは・・・何もありませんでした(笑)

相変わらず発泡剤は強烈だし、バリウムは美味しくないし、ゲップは迫り来るし。

検査後にバリウムを早く出さないといけない恐怖。

年に一度の健康診断、早期発見の為にもまた来年、覚悟を決めて受けないとな(^^;)

個人的な体験談でしたが、検査を控えている方何かのお役に立てば幸いです。


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