かいけつゾロリご存じですか?
いたずら大好きな修行の旅を続けるキツネ、ゾロリ。
ゾロリを”先生”と呼んで慕い、一緒に旅をする双子イノシシのイシシとノシシ。
そんな3人の冒険の物語です。
漫画本もたくさん出ているのでおなじみですね。
これが、大人が見ても面白いんですよ。
親父ギャグ連発したり、おなら連発したり・・・←大人の喜ぶところだろうか(笑)
そんな、かいけつゾロリの最新映画をDVD鑑賞したので感想を書きます(^^)!
【映画】かいけつゾロリ「ZZ(ダブルゼット)のひみつ」の基本情報
「かいけつゾロリ30周年記念作品」です。
公開日:2017年11月25日
原作:原ゆたか
監督:藤森雅也
キャスト:山寺宏一 愛河里花子 くまいもとこ他
ゲスト声優:百田夏菜子
時間:70分
若い頃のゾロリーヌ(ゾロリのママ)はももクロの百田夏菜子さんです。
声の質が可愛くて、とっても上手でした!
声優さんじゃない時の「あぁ~なんか違う!」っていう違和感が全く無かったです。
あらすじと感想
注)ほぼほぼネタバレです。
美味しそうなドーナツ屋さん!3人は朝早くに無料配布の整理券をゲットするため”ゾロリ庵”という目覚まし時計機能のついた寝床で眠ることに。
なんでもあっという間に作ってしまうところ、ゾロリ天才。そして基本的に燃料はイシシとノシシのおなら、という設定もいつも通り。
何故だか目覚ましは機能せず宇宙のような空間に吸い込まれ知らない町にたどり着きます。
ここで素敵な女性(若い頃のゾロリーヌ)を助けるゾロリ。
ここでいつもなら「か~わい~ぃ!!」となるゾロリなのに今回はママの若い頃だからか、いつもとちょっと違う反応なんです。「この人と一緒でなければ・・さみしくてたまらない」というような。
ゾロリーヌは「ロリー」って呼んでね。と言ってオムライスをごちそうします。
「オムライス。ママの味と同じ・・」と涙ぐむゾロリ。それを見て何も言わずケチャップがついてると拭ってあげるゾロリーヌ。
ゾロリを見ていると何か世話をしてあげないと・・・と思う。とゾロリーヌ。母子の関係を感じているのですね。
ちなみにゾロリはここは過去だという事、ロリーはママだということに気づきます。
警察に没収された”ゾロリ庵”を取り戻すために”かいけつゾロリーヌ”と”かいけつゾロリ”は協力して行動します。
ゾロリはゾロリーヌに渡された衣装を着ています。
いつものマントと仮面なのですがZZの文字は胸にありません。これはロン先輩(若い頃のゾロンド・ロン)が高校の学芸会で着た衣装のようです。
ゾロリーヌは洋服をデザインして作るのが夢で洋服の学校に通っています。こんな感じでゾロリの衣装が出来ていたのですね。学芸会の衣装だったのか(笑)
そして現れた謎の怪獣にゾロリーヌは飲み込まれてしまいます。
ゾロリはゾロンド・ロンとケンカしながらも、協力してゾロリーヌを助けることに。
途中、イシシとノシシに「ロリーを助けないと、ゾロリ先生が産まれないだ!」と言われたゾロリは・・・
「オレのために助けるんじゃない!ママを助けたいんだ!」と。
感動。ゾロリで感動しました。さすが30周年記念。母子の感動を挟んできましたよ。
そして、最後の最後でまさかの怒濤の親父ギャグ連発(笑)
「ダメだ。これ以上寒くなるとロリー(ギャグの寒さで凍っている)がもたない。」って言うほど連発(笑)
無事にロリーを助け出し、ゾロリはロリーとロンを残してそっと未来に帰ります。
ゾロリーヌは砂浜にZZの文字を書いています。文字が波にながされて・・・・
半分消えて”ママ”の文字が残ります。
ZZ(ダブルゼット)の意味は、
”ゾロンド・ロンとゾロリ”
”ゾロンド・ロンとゾロリーヌ”
”ゾロリーヌとゾロリ”という3通りの意味にとれる。
が、ゾロリは”ゾロリーヌとゾロリ”という意味だと思うことにする!と言います。
そういう3通りの思いが込められていたのですね。あのZZ(ダブルゼット)には。いや、奥が深いです。
まとめ
映画かいけつゾロリ「ZZ(ダブルゼット)のひみつ」のネタバレと感想でした。
ここまで読んで頂いてありがとうございました(*^_^*)!
今回は母子愛(家族愛)を描いた作品でしたね。
ゾロリの母への愛情の強さに感動します。
でも・・・山寺さんのイイ声で「ママ」って聞く度に少し違和感を感じるのは私だけでしょうか(^^;)